積ん読を読む方法

本が読めない。

 

分厚い本を目の前にし、読破するのに何日かかるのかと想像するだけでその本に尻込みしてしまう。

今は読めないかもしれないけど、いつか読むさ、いずれ読むさ、と思っているといつの間にか本棚が本で埋め尽くされていく。

そうしてどんどん本が溜まっていき、買ったときは読みたいと思っていた本がどんどん積ん読されていく。

一度興味を失ってしまうと、再びその本を手に取ること少なくなっていく。そんな本を横目にしながら、気になる本をアマゾンでポチってしまう。そうしてまた積ん読が増えていく・・・

 

そんな経験があなたにもあるのではないでしょうか?

できれば本は買ったら読みたい。でも、なかなか読むことも難しい。読み始めるまでが苦労する。

そんな私のような人のために、私が実践している本の読み方を紹介します。

 

 

長時間集中して本を読めない

 

そもそも私は長時間集中して本を読むことができません。1冊の本だけを最初から最後まで一気に読むことはあまりありません。本を読むにも座りながらだったり、立ちながらだったり、歩きながらします。

集中して本を読めないので、読んで5分もしないうちに飽きて意識が読書から逸れることが頻繁にあります。そうすると意識が逸れて本の内容が頭に入ってこないので、効率が落ちるのです。

 

 

飽きたら次の本に移る

 

なので飽きたらすぐに今読んでいる本を読むのをやめます。さっさと本を閉じてしまうのです。

基本的に何ページ読んだら、何分読んだら読むのをやめるとは決めていません。集中が途切れたら、飽きてきたら読むのをやめています。厳密に何ページと決めるよりも、そのときの体調や気分で読み進めるかどうか決めればいいと思います。

私は短くても2ページは読んでいますが、気分が乗らないときは1ページも読まずにその本を読むのをやめることもあります。

そうしたら次の本を読み始めるのです。そうして読み始めた本も、集中力が切れてきたら読むのをやめて次の本に移ります。こうして次々に本を変えながら読んでいくのです。

 

 

並行して何冊も読む

 

つまり何冊もの本を並行して読み進めていくことになります。

このような読み方をすると、本の内容がバラバラに入ってきてまとまった内容を理解できないのではないか?と思われるかもしれませんが、意外とそんなことはないのです。

本を変えることにより、頭の中も切り替わっていき内容がすんなり入ってきます。

 

 

バラバラなジャンルの本を読む

 

並行して読む本のジャンルはバラバラにするようにしています。

例えば今机に置いてある本は

  • 教科書
  • 参考書
  • 新書
  • 小説(文芸書、SF、ラノベ
  • ビジネス書
  • 漫画

 

こうすることにより本を読むモードが変わり、飽きずに読むことができるようになるからです。ポイントは、積ん読しているけれども気になっていた本をチョイスすることです。「読んでいないけど気になっている」というのは本人が潜在的に欲していることなので、そうした本のほうがおもしろく読める可能性が高いからです。

 

 

おもしろい本は一気に読む

並行して読書していると、本によって読むペースが違うことに気づくと思います。

数ページしたら飽きてしまう本もあれば、夢中になって一気に読み進めてしまう本もあるでしょう。読むページ数に制限を設けているわけではありませんから、おもしろい本に出会ったら一気に読み進めてしまいます。

 

 

 

深掘りする

 

可能ならその本のテーマを深掘りしていきます。そのテーマに近い積ん読があれば机の棚に追加していき、並行して読んでいきます。

おもしろい!と感じた瞬間がチャンスです。それこそがまさしく自分が求めているものなので、最も頭に入ってきやすいからです。その瞬間を逃さず、おもしろい本を中心に並行して読書をしていきます。

 

 

並行して読むことにより読書量が増えた

 

以前は読書というと1冊の本を最初から最後まで読まなければいけないと思っていたので、集中力のない私は読書をすることに苦労していました。

けれども、この読み方をするようになってから本を手に取りやすくなり読書量が増えていきました。何冊も同時並行で読むことにより、結果的に読書に多くの時間を費やすことになったのです。1冊の本にとらわれることなく気軽に本を読めるようになったので、より読書を楽しむことができるようになりました。

 

積ん読が多くて困っている方は、この読み方を試してみてはいかがでしょうか。